受験を終えて
今日3月23日、『名古屋市立大学総合理学部』の合格発表です。私の三男がこの学部を受験したのですが、その経緯は『父と子の受験勉強体験記』に書いてあります。10時ネット発表で、妻によると合格したようです。
『総合理学部』は、河合塾によるとボーダー76%、2次偏差値55、倍率2.4です。三男が前期不合格だった『北海道大学総合入試理系』がボーダー78%、2次偏差値57.5、倍率2.6でした。三男の実力は『総合理学』以上『北海道大学総合入試理系』未満だったのでしょう。長らく受験指導していて感じるのは、”実力相応の大学に合格し、実力不相応の大学に不合格する”ですが、三男の受験を終えてそのことを再確認した気がします。
三男は浪人したいようです。『北海道大学』と『名古屋市立大学』がそれ程違うようには今の自分は思えません。ただ、受験した本人にとって『第一志望大学』は他の人にはわからない『かけがえのない価値』があるのでしょう。
大人の損得勘定で測れない行動をとることは今も昔も『若者』にとって必要であり、それが許されるのが『若者』なのでしょう。とにかく今日の発表で『三男の現役受験勉強』はすべて終了しました。”お疲れ様…”、今日家に帰ったら三男にはそう言いたいと思います。