令和6年度愛知大学&名城大学一般受験へのアドバイス
まもなく令和5年が終わり令和6年になろうとしています。愛知大学の出願が1/5から始まり、名城大学は既に12/18から始まっています。愛知大学の出願締め切りが早い方式だと1/12、名城大学の締め切り早い方式だと1/16です。年が変わる中で受験が差し迫っていますが、まだどのように出願するか決めきらない受験生に私のお勧めの出願パターンをアドバイスできればと思います。ただし、どちらの大学も第1志望である場合のアドバイスです。
(愛知大学)
お勧めの出願パターンは
前期入試(2~3日間)+M方式(70,000~90,000円)
です。理由を述べます。
★前期方式は最大4日間受験できるが、第1志望である以上2~3日間受験が必須である。受験の合否は体調よりも問題の相性に左右される。複数回の受験が必須である。
★M方式は倍率が2倍程度であり、合格最低得点率は65%程度である。前期方式の合格採点得点率が60%程度であることを考えると合格が難しいと思われがちだが、単に問題が簡単だと思われる。受験は必須である。ただし、同時に2学科出願できるが学科のレベル差があまりない以上1学科出願を勧めたい。
★共通テスト利用入試の倍率は1倍台が多く合格できそうだと思われるが、合格最低得点率が70%程度であることを考えると、名古屋大学等の滑り止め化していると思われる。共通テストで3教科70%程度とれる受験生は前期方式でもM方式でもまず合格できる。逆に共通テストで3教科70%とれないから前期入試+M方式を選択するのである。
(名城大学)
お勧めの出願パターンは
A方式(2日間)+F方式+K方式+B方式(135,000円)
です。理由を述べます。
★A方式は最大3日間受験できるが、第1志望である以上2日間受験が必須である。受験の合否は体調よりも問題の相性に左右される。複数回の受験が必須である。
★F方式とK方式は本年度から9学部に拡大された。セット割もあるので利用すべきである。
★B方式はA方式とF方式の合格手続き締め切り後の合格発表なので、調整として利用される。ただ、昨年度学部によっては合格者の9%を占めており(法学部)、可能性はあると思われる。また、A方式とF方式の合格発表(2/20)の次の日(2/21)の受験のため、ライバルは減ると思われる。
★C方式は名古屋大学等を受験する生徒の滑り止めとして利用されるため、合格は難しいと思われる。
以上簡単ですが、私からのアドバイスになります。三者懇談も終わって、もう出願パターンを決めている受験生も多いと思います。ただ、受験は1回限りです。くれぐれも慎重に考えて、もし追加受験をしたいと思うならまだ出願は間に合います。最も早い出願になる愛知大学のM方式も、1/12の消印有効です。1/9が始業式の学校が多いと思われるので大丈夫でしょう。受験において担任と学校に気を遣う必要はありません。追加で調査書を申し込んでください。